【読書術】アウトプットとスキマ時間を活用して読んだら忘れない読書術を身に着けよう 〜読書脳 樺沢紫苑著〜

こんばんは。akiraです。

皆様は習慣的に読書されていますでしょうか?

日本人の年間読書量は12.3冊。一ヶ月にたったの1冊との結果が統計で明らかになっているようです。
月に7冊読むと上位3%に入ることが出来るようです。

私も読書を習慣化しようと色々な本を読んでいますが、どうしたら読書が自己成長に繋がるのだろうと半信半疑でした。そんな疑問を樺沢紫苑先生の「読書脳」が解決してくれましたので、その紹介と実践を兼ねてブログにしています。

覚えていない、つまり「記憶」に残っていないということは、それは「知識」としてあなたの中に定着していないということ。もっといってしまえばその読書は何の役にも立っていない、ということと同じなのです。

読書脳より

冒頭から私の読書方法を鋭くえぐられました笑。確かにこれまで読んだ本の内容を説明しろと言われても言葉に詰まってしまいます。このような「読んでも忘れてしまう読書」で年に100冊読んだとしても、ザルで水をすくうようなので、時間の無駄となってしまうのです。

私なりに本書を読んで感じた「読んだら忘れない読書術」をまとめましたので、少しでも参考にあれば幸いです。

まとめ
  • 受験勉強のように読書する
  • 脳の集中メカニズムを利用する
  • 本を読みっぱなしにするのではなくアウトプットする
目次

受験勉強のように読書する

学生時代の教科書は重要な箇所にラインを引いたり、自分なりの理解を書き込みしたりと内容を覚えるために様々な工夫をしていたと思います。

しかし、大人になって読書をする時はいかがでしょうか?私はきれいに折り目を付けず、線も引かずに綺麗に読んでいました。あわよくば、読んだ後にメルカリで売れたらと思いながら、、、

読書を娯楽として行うのであればいいのでしょうが、「自己成長」として行うなら完全に間違った考えだと気づきました。記憶に残し成長を最大化するには、汚く読むことが不可欠と言えます。

  • 受験勉強のように本にラインを引いたり、書き込みをした方が記憶に残る。(ダーティー読書術)
  • 「自己成長につながるような気づき」や「自己成長に役立ちそうな言葉」があればドンドンラインを引く。
  • 本当に重要だと思えるところを3箇所見つけ、そこにラインを引く(3行読書術)

思い切って電車で読んでいるときにドッグイヤーを付けて、家に帰ってマーカーを引くと自分の本になったように感じ、一気に本に愛着が湧きました。

脳の集中メカニズムを利用する

記憶に残る読書には、長い時間読書するのではなく日常の「スキマ時間」と「脳の集中メカニズム」を活用することが大切です。

15−45−90の法則
  • 15分:高い集中力が維持できる限界
  • 45分:普通の集中量が維持できる限界 ex) 小学校の授業、テレビドラマ、サッカーの前半/後半
  • 90分:少し休憩を挟めば集中できる限界 ex) 大学の講義、2時間ドラマのCMを抜いた時間

通勤時の電車など限られたスキマ時間を活用して高い集中力を維持した状態で読書しましょう。ウルトラマンの3分タイマーのように使える時間が限られているとドーパミンも分泌してより集中力と記憶力が高まります。

初頭努力と終末努力

始まったときの「さあやるぞ」という最初の頑張りとゴールが見えたときの「もうひとふんばり」という最後の頑張りのことです。

記憶テストでも最初と最後の5分が正答率が高く、中間は正答率が低くなる結果が出ているようです。

スキマ時間を活用することで、「記憶力の高い時間帯」を複数回使えるので効率と記憶の定着が向上します。

本を読みっぱなしにするのではなくアウトプットする

本を読み終わって、本を閉じた時点で満足していないでしょうか?本を読み終わったら、SNSに感想を投稿したり、折り目を付けた箇所や線を引いた箇所をまとめてブログにアップしましょう。

今まさに行っている作業ですが、大事な箇所を書き出してまとめることでただ読むだけに比べて格段に記憶の定着に繋がると感じています。

今後、自分がどのような本を読んだのか、どう考えたのかが残せるので、一石二鳥です。

さいごに

電車の中ではスマホはいじらずに読書を頑張ります。

毎日の通勤時間をウルトラマンタイマーと見立てて、ドーパミンを出しながら上位3%を目指そうと思います。

以上です。

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