こんばんは。akiraです。
3年前に中古で購入したCX-5のバッテリーが寿命を迎えてしまいました。
今回は自分で交換してみましたので、バッテリー交換を検討されている方のご参考になれば幸いです。
✔ バッテリー交換は自分で出来る
✔ カー用品店と比較すると費用は半額で済む
✔ 古いバッテリーはガソリンスタンドが無料で引き取ってくれる
バッテリーの寿命について
一般的に自動車のバッテリ寿命は2〜3年くらいと言われています。私の場合はエンジンを始動する際、スイッチを押した時のエンジン音が弱くなっているなという症状でバッテリの劣化に気が付きました。下記の症状が見られた場合はバッテリの劣化が進んでいますので、交換の検討を開始しましょう。特にアイドリングストップを行っている自動車だとよりバッテリへの負荷が高くなります。
- 始動時のエンジン音や回転力に違和感がある
- アイドリングストップしなくなった
- 停車中のヘッドライトが暗い
- パワーウインドウやワイパーの動きが遅い
CX-5などのマツダ車であればバッテリーマネジメントシステム点検という警告が出ることがあります。この警告はバッテリが劣化していたり、バッテリの作動回数の上限に近づいていることを表しています。この警告が出たからすぐにバッテリが駄目になって始動出来ないというわけではありませんが、エンジンが始動出来なくなりますので、早めに交換してしまいましょう。
カー用品店に依頼した場合と自分で交換した場合の費用比較
内訳 | カー用品店 | 自分で交換 |
---|---|---|
バッテリー | ¥49,800 | ¥23,075 |
工賃 | ¥2,200〜 | ¥0 |
合計 | ¥52,000 | ¥23,075 |
バッテリ交換する場合の費用比較は上表の通りです。自分で交換するとカー用品店と比べて約半額となっています。後述する交換方法を読んで、自分でも出来ると思われた方は自分で交換することを検討してみてはいかがでしょうか。
バッテリの適合表とおすすめバッテリー
自動車ごとの適合がありますので、ご自身の車検証に記載されている型式などで検索をお願いします。
主なCX-5のバッテリは下表にまとめていますのでご参考ください。
KE
型式 | 新車搭載 |
---|---|
LDA-KE2FW | T-110 |
LDA-KE2AW | T-110 |
DBA-KE5FW | Q-85 |
DBA-KE5AW | Q-85 |
DBA-KEEFW | Q-85 |
DBA-KEEAW | Q-85 |
KF
型式 | 新車搭載 |
---|---|
6BA-KF5P | Q-85 |
DBA-KF5P | Q-85 |
3DA-KF2P | S-95 |
LDA-KF2P | S-95 |
DBA-KFEP | Q-85 |
6BA-KFEP | Q-85 |
KEの新車搭載バッテリーはガソリン車がQ-85でディーゼル車がT-110
KFの場合はガソリン車がQ-85でディーゼル車がS-95
詳しい方に聞いてみましたが、安心のパナソニック CaosとドイツメーカーのBOSCH ハイテックシリーズが人気でした。Amazonなどで調べるともっと安いものもありますが、バッテリが上がってしまうと動けなくなるので、なるべく信頼出来るブランドをおすすめします。私はCaosを選びました。
バッテリー交換のための必要工具
車のバッテリ交換方法を調べるとメモリバックアップが必要だったり、不要だったりと素人の私には判断がつかなかったので、念のためメモリバックアップを行いました。バッテリー線に直接繋ぐものや、OBDカプラに接続するものなどありますが、バッテリの取り外しでケーブルに当たるので、OBDカプラに接続するものの方が作業しやすいと思いました。
メルテック 車用メモリーバックアップ用電源 OBDⅡタイプ MG-101 ¥2,209
そのほかに必要な工具は下記の通りです。
安全(絶縁)のためのゴム手袋
メモリバックアップの蓋を閉めるためのドライバー
10mmのスパナ
バッテリ端子を保護するためのウエス
端子の腐食を除去するためのスコッチブライト
バッテリ交換手順
いよいよ実際の作業に取り掛かります。
バッテリーはとても重たいので腰を痛めたり、落としてしまわないよう注意をお願いします。
- OBDⅡカプラはボンネットのレバーの近くにある白色のカプラーです。
- メモリバックアップをOBD2カプラに接続し、スイッチをONにします。
- バッテリ端子を①マイナス側から外し、②プラス側を外します。
- その後、バッテリを抑えているカバーのナットを2つ外し、バッテリを取り出します。
- 私のバッテリは腐食が発生していましたので、端子をスコッチブライトで磨きました。
- 交換するバッテリを車両に搭載します。赤色のプラス側が手前に来るようにします。
パナソニックのCaosバッテリーの場合は取っ手を外します。 - バッテリを接続する時は①プラス側から②マイナス側を接続します。
- バッテリーを抑えているカバーを取り付けてバッテリーの交換作業は終了です。棒の先端がフックのようになっているので、樹脂カバーに引っ掛けるようにして取り付けます。
- メモリバックアップはこの時点で外して問題ありません。
正規の手順であれば、バッテリー交換後にアイドリングストップのリセットを行う必要があるようです。私の場合は問題なく「バッテリマネジメントシステムの点検」エラーが消えて、アイドリングストップも出来るようになりましたので、私はリセット作業不要と判断しました。
リセット作業の要否は自己判断でお願いします。
バッテリーの廃却方法
私はガソリンスタンドで無料で引き取って頂くことが出来ました。
以上、私が行ったCX-5のバッテリー交換でした。
分かりにくい箇所があったかもしれませんが、ご参考になれば幸いです。